Noと言わずに条件をコントロールする英語|経営者向け英語コミュニケーション
- 6 日前
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こんにちは。 English Scrum代表のAndyです。
このページでは、経営者・ビジネスリーダー向けに、実際のビジネスで必要となる英語コミュニケーションについて解説しています。
今日は、経営者やビジネスリーダーにとって非常に重要なコミュニケーションスキルについてお話しします。
それは、「No」と直接言わずに、英語で条件を押し返す方法です。
◆なぜ「No」と言わない方が良いのか
グローバルなビジネス環境では、「No」をストレートに言いすぎると、攻撃的だったり、協力的でない印象を与えてしまうことがあります。
しかし、すべてを受け入れてしまうことも危険です。
そうすると、交渉、プロジェクトの範囲、あるいはビジネス上の関係性において、主導権を失ってしまう可能性があります。
重要なのは、単に「Yes」か「No」かではありません。
重要なのは、「条件をコントロールすること」です。
多くの日本人ビジネスパーソンは、対立を避けることで丁寧さを示そうとします。
しかし、エグゼクティブコミュニケーションにおいては、曖昧な同意や沈黙が、大きな問題につながることがあります。
例えば、クライアントから、
“Can you also include this in the current scope?”
「これも現在の対応範囲 に含めてもらえますか?」と言われたとします。 その時、
“That’s difficult.”
「それは難しいです。」と言いたくなるかもしれません。
しかし英語では、単に「No」と言うのではなく、「条件付きの返答」を使うことができます。
フレーズ 1 - “We can consider that, but…”「検討は可能ですが…」
このように使うことができます。
“We can consider that, but we would need to review the impact on the current timeline.”
「その点については検討可能ですが、現在のスケジュールへの影響を確認する必要があります。」
この表現の良い点は、会話を止めずに議論を続けられることです。
一方で、「条件付きで検討する」という姿勢も明確に伝えています。
つまり、相手の要望を完全に拒否するのではなく、条件を整理しながら話を進めているのです。
フレーズ 2 - “That would require…”「その場合は、○○が必要になります。 」
このように使うことができます。
“That would require additional resources.”
「それには追加のリソースが必要になります。」
“That would require a separate agreement.”
「その場合は別途契約が必要になります。」
“That would require us to reprioritize the current project.”
「それには現在のプロジェクトの優先順位を見直す必要があります。」
この表現は非常に強力です。
「できません」と言っているわけではありません。
しかし、
「それを行うには、こういった条件が必要です」
と伝えています。
つまり、感情ではなく、ビジネス条件の話へ議論を変えているのです。
フレーズ 3 - “If we do that, then…”「それを行う場合は…」
このように使うことができます。
“If we do that, then we may need to move the launch date.”
「それを行う場合、ローンチ日程を変更する必要があるかもしれません。」
“If we include that feature, then we should also discuss the additional cost.”
「その機能を追加する場合は、追加費用についても話し合う必要があります。」
この構造は、交渉において非常に重要です。
相手に「トレードオフ」を理解してもらいやすくなります。
アイデア自体を否定しているわけではなく、そのアイデアに伴うコストを可視化しているのです。
交渉で重要なのは条件をコントロールすること
短い例を見てみましょう。
Client:
“Can you include this additional request in the current project?”
「この追加要望を、現在のプロジェクトに含めてもらえますか?」
△Weak response:
“Sorry, that’s difficult.”
「申し訳ありませんが、それは難しいです。」
これは間違いではありません。
しかし、単なる拒否のように聞こえる可能性があります。
では、よりエグゼクティブらしい返答はどうでしょうか。
Client:
“Can you include this additional request in the current project?”
「この追加要望を、現在のプロジェクトに含めてもらえますか?」
✔You:
“We can consider that, but we would need to review the impact on the current timeline and budget. If this becomes a priority, we can discuss what to adjust.”
「その点については検討可能ですが、現在のスケジュールと予算への影響を確認する必要があります。もしそれを優先事項とする場合は、何を調整する必要があるかを一緒に検討できます。」
この返答は、落ち着いていて、プロフェッショナルで、戦略的です。
「No」とは言っていません。
しかし、無条件で受け入れているわけでもありません。
◆経営者英語コミュニケーションで求められる考え方
今日の重要なポイントはこれです。
エグゼクティブコミュニケーションにおいて重要なのは、対立を避けることではありません。条件を、明確かつプロフェッショナルに管理することです。
単に「No」と言うのではなく、今回ご紹介した3つのパターンを使ってみてください。
“We can consider that, but…”
“That would require…”
“If we do that, then…”
これらの表現を使うことで、相手との関係性を保ちながら、自分たちの立場も守ることができます。
これは単なる英語ではありません。
戦略的コミュニケーションです。
English Scrumでは、経営者・ビジネスリーダー向けに、より戦略的な英語コミュニケーションをサポートしています。
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