top of page

Noと言わずに条件をコントロールする英語|経営者向け英語コミュニケーション

  • 6 日前
  • 読了時間: 5分

海外VCへの英語ピッチで経営者が準備すべき3つのポイントを解説するEnglish Scrumの動画サムネイル

こんにちは。 English Scrum代表のAndyです。


このページでは、経営者・ビジネスリーダー向けに、実際のビジネスで必要となる英語コミュニケーションについて解説しています。


今日は、経営者やビジネスリーダーにとって非常に重要なコミュニケーションスキルについてお話しします。


それは、「No」と直接言わずに、英語で条件を押し返す方法です。



◆なぜ「No」と言わない方が良いのか


グローバルなビジネス環境では、「No」をストレートに言いすぎると、攻撃的だったり、協力的でない印象を与えてしまうことがあります。


しかし、すべてを受け入れてしまうことも危険です。

そうすると、交渉、プロジェクトの範囲、あるいはビジネス上の関係性において、主導権を失ってしまう可能性があります。


重要なのは、単に「Yes」か「No」かではありません。

重要なのは、「条件をコントロールすること」です。


多くの日本人ビジネスパーソンは、対立を避けることで丁寧さを示そうとします。

しかし、エグゼクティブコミュニケーションにおいては、曖昧な同意や沈黙が、大きな問題につながることがあります。



例えば、クライアントから、

“Can you also include this in the current scope?”
「これも現在の対応範囲 に含めてもらえますか?」

と言われたとします。 その時、


“That’s difficult.”
「それは難しいです。」

と言いたくなるかもしれません。


しかし英語では、単に「No」と言うのではなく、「条件付きの返答」を使うことができます。





フレーズ 1 - “We can consider that, but…”「検討は可能ですが…」



このように使うことができます。


“We can consider that, but we would need to review the impact on the current timeline.”
「その点については検討可能ですが、現在のスケジュールへの影響を確認する必要があります。」

この表現の良い点は、会話を止めずに議論を続けられることです。

一方で、「条件付きで検討する」という姿勢も明確に伝えています。


つまり、相手の要望を完全に拒否するのではなく、条件を整理しながら話を進めているのです。




フレーズ 2 - “That would require…”「その場合は、○○が必要になります。 」



このように使うことができます。


“That would require additional resources.”
「それには追加のリソースが必要になります。」

“That would require a separate agreement.”
「その場合は別途契約が必要になります。」

“That would require us to reprioritize the current project.”
「それには現在のプロジェクトの優先順位を見直す必要があります。」

この表現は非常に強力です。


「できません」と言っているわけではありません。

しかし、

「それを行うには、こういった条件が必要です」

と伝えています。


つまり、感情ではなく、ビジネス条件の話へ議論を変えているのです。





フレーズ 3 - “If we do that, then…”「それを行う場合は…」



このように使うことができます。


“If we do that, then we may need to move the launch date.”
「それを行う場合、ローンチ日程を変更する必要があるかもしれません。」

“If we include that feature, then we should also discuss the additional cost.”
「その機能を追加する場合は、追加費用についても話し合う必要があります。」

この構造は、交渉において非常に重要です。


相手に「トレードオフ」を理解してもらいやすくなります。

アイデア自体を否定しているわけではなく、そのアイデアに伴うコストを可視化しているのです。





交渉で重要なのは条件をコントロールすること


短い例を見てみましょう。


Client:
“Can you include this additional request in the current project?”
「この追加要望を、現在のプロジェクトに含めてもらえますか?」

Weak response:
“Sorry, that’s difficult.”
「申し訳ありませんが、それは難しいです。」

これは間違いではありません。

しかし、単なる拒否のように聞こえる可能性があります。


では、よりエグゼクティブらしい返答はどうでしょうか。


Client:
“Can you include this additional request in the current project?”
「この追加要望を、現在のプロジェクトに含めてもらえますか?」

You:
“We can consider that, but we would need to review the impact on the current timeline and budget. If this becomes a priority, we can discuss what to adjust.”
「その点については検討可能ですが、現在のスケジュールと予算への影響を確認する必要があります。もしそれを優先事項とする場合は、何を調整する必要があるかを一緒に検討できます。」

この返答は、落ち着いていて、プロフェッショナルで、戦略的です。

「No」とは言っていません。

しかし、無条件で受け入れているわけでもありません。




◆経営者英語コミュニケーションで求められる考え方


今日の重要なポイントはこれです。


エグゼクティブコミュニケーションにおいて重要なのは、対立を避けることではありません。条件を、明確かつプロフェッショナルに管理することです。

単に「No」と言うのではなく、今回ご紹介した3つのパターンを使ってみてください。


  • “We can consider that, but…”

  • “That would require…”

  • “If we do that, then…”


これらの表現を使うことで、相手との関係性を保ちながら、自分たちの立場も守ることができます。


これは単なる英語ではありません。

戦略的コミュニケーションです。



English Scrumでは、経営者・ビジネスリーダー向けに、より戦略的な英語コミュニケーションをサポートしています。

英語での交渉、会議運営、意思決定について学びたい方は、ぜひウェブサイトをご覧ください。


▼動画でも解説しているので、ぜひご覧ください。


海外VCへの英語ピッチとQ&A対策について解説するEnglish ScrumのYouTube動画サムネイル

  • Youtube
© 2024 English Scrum Inc.
bottom of page